興味はあるけど、ほんとに誰でもできる?? ファスティング(断食)の上手な始め方。
まず、ファスティング(断食)は絶食と違って、まったく何も口にしてはいけない、というわけではありません。
ヨガのワークショップなどで行われる断食の最中でも、生姜紅茶や梅しょう番茶、りんごジュースなどの飲み物をとることは許されています。
からだを動かすことに集中していると、それほど空腹感もなく、無理なく時間を過ごすことができます。
「食べる」ことはだれでも楽しみですが、なかなかちょうどいいところで止めることができないのも事実。
ヨガと断食でリセットすると、胃が小さくなるわけでなく、なぜかわずかな量でもしみじみ満足を覚えるのです。
できれば断食は、きちんとした指導者のもとに行うべきですが、もし手軽に始めてみたいときは、味噌汁ファスティングも効果的です。
つまり、朝昼夜のどこか一食を味噌汁に置き換える、というものです。
お味噌は発酵食品ですから、消化にもあまり負担がかからず、からだも温まります。断食の意味からすれば、具はせいぜい、やわらかく煮出た大根や豆腐ぐらいにとどめておきたいところですが、はじめはあまり頑張りすぎなくてもいいのかもしれません。
たったこれっぽっち、と切なくならないように、昆布や煮干、干し椎茸など贅沢に出汁をとるのも秘訣です。
最近はインスタント味噌汁も、こだわった材料や、生味噌タイプなどもありますから、上手に利用してみては?
ただ、一般的に味が濃いめですので、断食のときはあまり刺激的にならないように注意しましょう。
下記のサイトに詳しいやり方が記載されていました。
断食をしてみて、「気分がすっきりした」「よく眠れるようになった」「肌の調子がよくなった」「便秘解消」などの効果を聞くなか、ときどき「めまい」「力が出ない」などの不調を聞くこともあります。
正しい指導のもとでも、そのような症状があらわれるのは、じつは好転反応の可能性が考えられます。
一時的に不調を感じても、断食で筋力が落ちることはありません。むしろ断食の経験が増えるほど、基礎体力、免疫力も上がると言われています。
あまりおすすめされないのは、味が濃かったり、刺激の強いもの、油分の多いものも控えたほうがよさそうです。
そもそも断食明けに、カレーやラーメンが食べたいと感じる人はまずいないでしょう。
当然、アルコールも刺激物です。
意外に思うかも知れませんが、生野菜もからだを冷やす上に繊維が強くやめておきましょう。
断食は、誰かに食事を奪われるものではなく、自分の意思で「ひと休み」するものです。それが分かれば、いつでもはじめられます。
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